• 太田 佳彦 (91)

    一時代を築き上げた元政治家。内閣総理大臣を2期、その後も内閣官房長官を続任し続けた。
    企業の成長を最善にして、国民のことを蔑ろにしながらも大量の批判や暴動に動じずに職務を全うし続けた。
    結果的に奇跡的な復興を遂げた日本だが、その鈍感力は現在の政治家には持ち合わせていないため、太田が退職する際には「最後の古い政治家」とも言われた。
    退職後は表舞台には出ないものの、多数の政治家から崇められており、多方面の業界に渡って裏で糸を引いている。
    そのため、太田の発言で全てが左右されるとも言われており、日本最大の大黒幕。

  • 中野 一雄 (79)

    旧財閥のグループ企業「八華グループ」の最高顧問。
    中野家は八華財閥の創業者一族であり、一雄は中野家の現当主であり、家族に対してですら冷酷な判断を下すことも安易に行う、恐ろしく冷たい人物。
    家族には、奥さんは他界したがまだ若い娘と息子がいる。一人息子は、本来は中野家を継ぐ存在だが、一雄は息子を過度に虐げ、娘の婿養子に八華グループの操業をやらせている。
    そのため、婿養子は一雄の手中に納めており、最高顧問とは名ばかりで、六華グループを実質的な支配を続けている。
    六華グループの権力は財界に多大なる影響を及ぼし、勝者至上主義の一雄は財界のトップに君臨している。